にこにこママ&すくすくベビー

新生児~歩き出すまでの育児に関するブログ

赤ちゃんには、よく泣く時期がある

こんにちは!
にこにこママと すくすくベビーを
増やしている
保育士の 森 麻紀子です。

当HPにお越しくださり、
ありがとうございます!

わたしは、新米ママさんに
「しあわせママになるコツ 伝えます」
というセミナーをして、
初めての育児に とまどうママさんの
不安や悩みを取り除き、
にこにこママと、すくすくベビーを
増やしています。

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産後すぐ、ぶつかる壁のひとつが
『赤ちゃんがよく泣くこと』です。


大人ばかりの社会で生きていると
泣いていたら、つい、
「泣き止ませないと」と
思いがちですが、
子育てにおいて、
もし、泣いていたら、
それは、
「泣いてくれて、ありがとう」
だと、わたしは、
思っています。

赤ちゃんは、『泣く』という方法しか
できません。

だから、泣くことで、
なにかしら、メッセージを
出してくれているのです。

だから、もし、泣いたら、
「泣いてくれて、ありがとう」
と、つぶやいてみましょう。

おむつは濡れてない。
さっき、おっぱいは、あげた。
抱っこしている。

それなのに、泣く。。。

泣きたいのは、こっちやねん(涙)


つらかったら、一緒に
泣いたら、ええんですよ。


だけど、そもそも、
もし、泣いている理由を
知っていたら、
ムダに、つらくならなくてもいい。


もし、泣いている理由を
知っていたら、
たとえ泣いていても、
「いまは、そんなもん~」と
思えるから不思議です。




では、ズバリ!
赤ちゃんがよく泣く時期 ベスト3を
お伝えしましょう。

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これは、わたしが
第1子を出産した病院で
助産師さんから聴いた話です。


実際に、3人の子どもを育ててみて、
また、多くの母子の育児サポートをしていて、
あ、やっぱりな。。。と
思っています。

そして、看護学の本を開くと
載っていることです。

<赤ちゃんが、よく泣く時期>は、
次の3回です。
1)生後3日目
2)生後3週間目
3)生後3ヶ月目

では、ここからは、それぞれの時期を
詳しくみていきます。


1)生後3日目

生後3日目は、
まだ初乳の時期です。
母乳は、初乳→移行乳→成乳と
成分が徐々に変化していきます。
初乳は、生後3日間。
つまり、生後3日目は、
明日から移行乳を出す準備をする日。

そもそも、母乳が出るしくみは、
①赤ちゃんに吸われる(吸てつ)
②吸てつ刺激により母乳が作られる
という順です。

よって、生後3日目に、よく泣く理由は、
「明日から、移行乳を出すために
たまらなく、吸いたいよぉ!」ということ。

ママは、ただ、
あんまり深く考えず、
赤ちゃんに、まかせて、
『泣いたら吸わせる』をくり返しましょう。

たったそれだけで、4日目から
順調に、移行乳にうつっていけるでしょう。

この時期、
「母乳が、足りてないから、
泣くのかしら?」なんてことは、
思わなくてもいいってことです。

2)生後3週間目

生後3週間目は、
移行乳(生後6~14日目)が終わり
これから、成乳の時期に入ろうと
している時期です。


最初の10日間くらいは、
ママも赤ちゃんも、超初心者。
毎回の授乳時に、あーでもない、こーでもないと
試行錯誤をくり返したことでしょう。

ようやく、ふたりで「これかな?」と
思えてきたころ、
また、『よく泣く時期』に突入します。

ママは、やっとつかめたような気がしたのに
また、赤ちゃんがよく泣くので、
まるで、自分を全否定されているような
気持ちになることも。

でも、だいじょうぶ。
赤ちゃんは、とっても、賢いのです。
そして、とっても、頑張り屋さん。

いま、母乳は、移行乳→成乳と
変わっていく時期。
つまり、生後3週目は、
これから成乳を出す準備をする週。

そもそも、母乳が出るしくみは、
①赤ちゃんに吸われる(吸てつ)
②吸てつ刺激により母乳が作られる
という順でしたね。

よって、生後3週目に、よく泣く理由は、
「来週から、成乳を出すために
たまらなく、吸いたいよぉ!」ということ。

おなかが、すいていなくても、
将来の自分のために、
ただひたすら、
「吸わせてほしいよぉ」と
泣いてくれます。

だから、
ママは、ただ、
あんまり深く考えず、
赤ちゃんに、まかせて、
『泣いたら吸わせる』をくり返しましょう。

たったそれだけで、4週目から
順調に、成乳にうつっていけるでしょう。

この時期も、
「母乳が、足りてないから、
泣くのかしら?」なんてことは、
思わなくてもいいってことです。

3)生後3ヶ月目

安定した成乳の時期です。
母乳は、初乳→移行乳→成乳と
成分が徐々に変化してきて、
慣れなかった授乳も、
3ヶ月も経つと、
母子ともに慣れてきます。

毎回、毎回、試行錯誤をしなくても、
飲ませ方が、身体になじんできて、
そんなに集中しなくても、
授乳できるようになってきた頃です。

まるで、
「あなたは、すてきなお母さん!」という
メダルをもらえたかのような気が
したかもしれませんね。


それなのに、また、
なにをやっても泣きだす時期を
迎えます。

生後3ヶ月が経ち、
予防接種もはじまり、
睡眠不足や
慣れない育児の疲れが
たまり始めていることでしょう。

せっかく、順調に思えた母乳育児。
それなのに、また、
よく泣きだすと、
まるで、ならくの底に突き落とされたような
気分になるかもしれません。

でも、だいじょうぶ。
赤ちゃんは、とっても、賢いのです。
そして、とっても、頑張り屋さん。

いま、母乳は、
これから、赤ちゃんが
どんどん成長していくために
乳量を増やしていく時期。
つまり、生後3ヶ月目は、
これから乳量を増やす準備をする月。

そもそも、母乳が出るしくみは、
①赤ちゃんに吸われる(吸てつ)
②吸てつ刺激により母乳が作られる
という順でしたね。

よって、生後3ヶ月目に、よく泣く理由は、
「来月から、乳量を増やすために
たまらなく、吸いたいよぉ!」ということ。

おなかが、すいていなくても、
将来の自分のために、
ただひたすら、
「吸わせてほしいよぉ」と
泣いてくれます。

だから、
ママは、ただ、
あんまり深く考えず、
赤ちゃんに、まかせて、
『泣いたら吸わせる』をくり返しましょう。

たったそれだけで、4か月目から
順調に、乳量が増え、
完全母乳で育児していけるでしょう。

この時期も、
「母乳が、足りてないから、
泣くのかしら?」なんてことは、
思わなくてもいいってことです。

逆に、ミルクを足してしまうと
『乳量』と『赤ちゃんの胃袋のサイズ』の
バランスが崩れてしまうことも。

成長を経過観察し、
必要以上にミルクを足さないように
気をつけましょう。

ただ、本当に乳量が足らないケースが
ごくまれにあります。
あまり自己判断しすぎず、
母乳外来や母乳相談室などで
専門の先生に相談されることを
おすすめします。
乳量が足らない場合、
発達に遅れが出ることがあるためです。
ママが母乳育児に、こだわりすぎて、
赤ちゃんの発達に影響が出るようなことが
ないように、したいものです。

そして、赤ちゃんとともに
ママも、お母さんとして、
少しずつ成長していけるといいですね。



こうして考えると、
赤ちゃんは天才です!
だれにも教えてもらっていなくても
ちゃんと、
将来の自分のために、
泣くことで、
ママにメッセージを
出してくれます。


この3回の
赤ちゃんからのメッセージに
こたえることができたママは
1つの小さな自信を
手に入れることでしょう。


育児とは、
こうして、赤ちゃんからの
メッセージをキャッチして
応えることの連続なのではないかな、
と、わたしは、考えています。


赤ちゃんを、よーく、よーく、
観察していると、
いま、なにをしてあげるのが
一番いいのか、が
だんだん、だんだん、
わかるようになってきます。


スマホ検索や、育児書は、
参考程度にしましょう。
いま、目の前にいる、
あなたの赤ちゃんが、
いろんなことを、教えてくれます。

でも、最初は、
よくわからないものです。
だから、良かったら、わたしの
「しあわせママになるコツ 伝えます」セミナーに
お子さま同伴でお越しください。
開催日時、場所などのお問い合わせは、
mori2525birthlove@gmail.comまでどうぞ。

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心よりお待ちしております。